今月の世界の珈琲(6月)

今月の世界の珈琲(6月)

コスタリカ共和国 『ジャガーハニー』

República de Costa Rica Proceso de miel de Jaguar

 企業や農協系の大手生産者が主流だったコスタリカコーヒーですが、近年はマイクロミルと呼ばれる小規模精製処理施設から”ユニークな個性・優れた品質”という二物を与えられた豆が出荷されるようになり、世界のコーヒー愛好家たちを虜にしています。

 今回ご紹介するコーヒーは「ハニープロセス」という独特の製法で精選されています。コーヒーの精選方法には大きくわけて「ウォッシュド」と「ナチュラル」の2つがあり、その中間のいいとこどりしたものを「パルプドナチュラル」といいますが、コスタリカでは通常のパルプドナチュラルより精選時の水の使用量が少なく、また外皮と果肉を取り除く工程ではわざとある程度の果肉を残した状態で乾燥にまわします。これにより果肉の成分が豆の中に凝縮され、独特の甘みと深いコクをもたらします。この甘味がハニーと呼ばれる由来です。軽く棘のある口当たり、舌に絡みつくような独特の粘り気、奥深い甘みがジャガーハニーらしさといわれます。他のコーヒーにはない個性的な味わいがお楽しみ頂けます。また、このコーヒーの取引による収益 の一部は、絶滅 危惧種「密林の王者:ジャガー」を守る活動に当てられています。

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 通常コスタリカではフリーウォッシュ(完全水洗)が 主流ですが、今回は「ハニープロセス」と呼ばれる パルプドナチュラル製法の一種で精選しています。 甘味と適度な酸味が調和した、初夏らしいコーヒー に仕上がりました。ぜひご賞味下さいませ。

 

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて