今月の世界の珈琲(3月)

今月の世界の珈琲(3月)

ザンビア共和国『イエローハニー』

Republic of Zambia Yellow Honey

丁寧にハンドピックされ

ハニープロセスを経ているため

程よい甘みの余韻と良質な酸味が

口の中にバランスよく広がります

 チェリーの収穫は人の手によって丁寧にハンドピックされ、更に未熟な豆や熟し過ぎている豆を除去します。ミューシレージを残したまま乾燥させるため、通常よりも甘さに特徴が出ます。ミューシレージとは果肉と種子の間にある粘液質の部分で、さくらんぼの種のまわりのヌルヌルしたものを想像すると良いです。このヌルヌルは蜂蜜に似た粘り気を持つためハニーと呼ばれ、ハニープロセス式の精製方法において、ミューシレージ残存率50%のものが「イエローハニー」になります。

 寒暖差のある気候により、良質な酸味も兼ね備えます。

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 肥沃な火山灰土壌に恵まれたザンビア北部。手稲に細かくハンドピックされた後、ハニープロセスを経て乾燥工程に移るため、程よい甘みの余韻を残すのが特徴です。良質な酸味も、口の中にバランスよく広がります。

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて