今月の世界の珈琲(3月)

今月の世界の珈琲(3月)

グァテマラ共和国
『オリエンテ=ナチュラル』< フレンチ >

República de Guatemala Ner Oriente Natural French Roast

 グァテマラのコーヒーといえばウォッシュド(水洗式精製方法)が一般的で、収穫期の最後に水洗式には適さなかった余り物の果実をナチュラルに…ということは稀に行われますが、オリエンテ=ナチュラルはそうしたものとは違い、ウォッシュドにも適する真っ赤な完熟果実のみを丁寧にセレクトし、高級ナチュラル(非水洗式)に仕上げています。コーヒー生産に情熱を持つ国だからこそウォッシュドの他にも、ナチュラルやハニープロセスなどバライティに富んだ精製方法を楽しむことができるのです。

 コーヒー生産の歴史は古く、スペイン植民地時代後期の1750年にイエズス会の修道士によって苗木を持ち込まれたのが始まりと云われています。国別の生産量ではインドに次ぐ世界9位、中米の中ではホンジュラスに次ぐ第2位のランクを誇ります。国内にはグァテマラ国立コーヒー生産者協会(アナカフェ)が指定する8つの生産地域があり、それぞれの地域ごとに個性的なコーヒーを栽培していて、ニューオリエンテは東部エリア(ホンジュラスとの国境付近)にあります。いつものグァテマラコー ヒーとはひとあじ違った独特 の風味が魅力的です。

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 通常の水洗処理ではないナチュラル 精選の珍しいグアテマラコーヒーです。 非水洗処理によって、非常にフルーティ な風味を感じることが出来る、面白い 一品。極深の焙煎で、豆の持つ個性を極限まで引き出します!

 

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて