今月の世界の珈琲(2021年2月)

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今月の世界の珈琲(2021年2月)

カメルーン共和国
『カプラミ』

République du Cameroun
Paix, Travail, Patrie

角のない苦みと丸みを帯びたコク
個性的に広がる柔らかな甘み
優しいボディ感は紳士的

知る人ぞ知る貴重なカメルーンジャバ

 カメルーンはロブスタ種の生産国というイメージがあり、アラビカ種は生産量の20%ほどの割合ですが、西部州および北西部州は火山地帯で標高も高く、豊かな火山性土壌と水資源を有することから、アラビカ種の生産には適しています。

 カプラミはジャバというアラビカ種の品種。17世紀末、オランダ人によってインドネシアのジャワ島に持ち込まれた苗が起源です。その後、中米やカリブへと伝播していったジャバ種はドイツ人宣教師によって20世紀のはじめにカメルーンに持ち込まれたとされています。

sekai202101

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて