今月の世界の珈琲(2020年12月)

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今月の世界の珈琲(2020年12月)

ボリビア多民族国
『コタ・カウアーナ』

Estado Plurinacional de Bolivia
Copacabana

心地いい甘味とマッタリしたコク
洗練された酸味がバランス良く
遥かな眺めを思わせる余韻

 先住民族アイマラ族の言葉で「宝石の展望台、湖の眺め」を意味する“コタ・カウアーナ”。この言葉に由来した名前を持つコパカバーナは標高約3800メートルにあるチチカカ湖畔の町で、周辺は山に囲まれ、湖を一望することができ、湖に沈む夕日が非常に美しい事で有名です。山々はインカ時代に作られた段々畑で覆われ、今も昔もその姿は変わりません。

sekai202012

 農園は町の中心部より北東へ300キロに位置し、アイマラ族の言葉通り眺めの良い”コンドリーリの丘”で栽培されています。チチカカ湖よりもたらされる適度な湿度と穏やかな気温が、適度な酸味とコクと甘い香りを持つコーヒーを作り上げています。

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて