今月の世界の珈琲(11月)

今月の世界の珈琲(11月)

ボリビア多民族国
『ベジャビスタ <ティピカ>』

Buliwiya Mama Llaqta
Bella Vista Typica

フルーティーで優しい味わい
濃厚な甘みが舌全体を包み込む
なめらかで透き通る余韻

ベジャビスタ農園は、野生動物の楽園”ベジャビスタ森林保護区”の麓にあり、アメリカ農務省公認の有機認証団体バイオ・ラティーナ有機認証を取得しています。マリア・アスカルンスが所有する農園の中でも最も標高の高い1700メートル、12ヘクタールの農園でコーヒーが栽培されています。  アスカルンス家は1650年代にスペイン北部のガリシア地方からボリビアへ移住しました。マリアの父、ハイメ・アスカルンスは50年前にユンガス地方南部のチュルマニ県に最初の農園を購入しコーヒーの栽培を始めましたが、近隣の生産者がコカインの栽培を始めたため物騒な地域となり、その農園を売却。その後、同じユンガス地方南部のカラナビ県に現在の農園を購入しました。農園は娘のマリアに受け継がれ、今では栽培から輸出まで一貫して行っています。ウォッシュ・サンドライで精選された豆は、上品な苦味とまろやかなコク、甘みのある余韻が心地よい逸品に仕上がりま した。

sekai201908

 

一杯の珈琲で世界を旅する

海を越えて 国境を越えて